第4回 仙台市立岡田小学校

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日時:2013年3月17日(日)13:30-18:30
場所:仙台市岡田小学校(宮城県仙台市宮城野区岡田字北在家67)

津波の記憶を桜に託す「桜3.11学校プロジェクト」
-仙台市立岡田小学校に桜を植樹しました。-

昨年3月2日に宮城県七ヶ浜汐見小学校から始まった桜3.11学校プロジェクトも、第4回目になりました。今回は、約200名の住民の方、小学校の生徒の皆さん、そして岡田小学校の高橋校長に参加していただき、高さ6メートルの桜を校庭に植樹しました。

岡田小の校舎ぎりぎりまで津波が到達したことから、津波の到達ラインの記憶を後世に伝えるため、桜の品種の中でも樹齢が最も長く千年とも言われるエドヒガン(江戸彼岸)を植えました。さらに、今回は財団法人日本花の会のご協力で、地元の参加者の方には桜の苗木も配ることもできました。

 

地元では“宗さん”の愛称で親しまれている「青葉城恋歌」のさとう宗幸さんも参加され、地元岡田地区の合唱団と一緒に「花は咲く」を歌いました。また、午後の部の岡田地区の音楽祭に出演された庄野真代さんにもこの植樹イベントに参加していただけました。

ボランティアの参加についても、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの「緑の会」のみなさんも出席され、みんなで一緒に復興の願いを込めて青空に“桜色のバルーンリリース”をしました。がんばっぺ岡田の会のみなさん、ほっちゃん、アキさん、サリーさん、ケンさん、タチバナさん、ありがとうございました。

一日のイベントの最後には、初春夜の校庭で「鎮魂の桜花火」を打ち上げ、夜空にも一足早い花を咲かせました。