桜日記

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2014年4月

桜3.11学校プロジェクト in 久之浜第一小学校

2014年4月6日

2013年度の桜3.11プロジェクトは、6月八戸金浜小学校、9月宮古鵜磯小学校そして3月11日いわき久之浜第一小学校と3校で実施いたしました。

震災から3年目の3月11日には、福島県いわき市立久之浜第一小学校での実施となりました。 福島在住作家吉田重信さんとこどもたち164人で「光の鳥」のワークショップを行い、続いて青空の下での植樹式となりました。

ワークショップは、光のよく差し込む教室の窓ガラスに好きな形を貼っていきました。 吉田さんの光の鳥のそばで沢山の魚などの海の生き物が一緒に青空を飛んでいくのは、海に近い土地柄のせいでしょうか。 いつもの何気ない教室が、沢山の色と光で溢れていました。

写真 1

 

続いての植樹式では、8mはあろうかという大きなエドヒガンザクラを囲んで行われました。 震災以来歌い続けているというオリジナル曲「たしかなる風~ふるさと久之浜~」を子どもたちが歌ってくれました。

写真 2

夜は、久之浜の海岸で手持ち花火と桜花火を楽しみました。 子どもたちのカウントダウンで始まった打ち上げ花火は、大きく高くあがりました。 震災以来「子どもたちが海岸で楽しむのは初めて」とのお母さんの言葉が印象的でした。

写真3

写真4

関連企画として「学校美術館構想@いわき久之浜第一小学校」をおこないました。 13月3日まで実施し、子どもたちも大いに楽しんでくれたと思います。

植樹式後に松本校長先生にボランティアしてくださった講話が忘れられません。 先生は、震災後の地域と学校がたどった道のりについて話して下さいました。 誰もが経験したことのない原発の爆発、避難、除染その他沢山の困難を、こどもたちを守りたいの一心で乗り越えてこられた先生方の戦いは壮絶ではあっても悲壮感はありませんでした。 それはいつもこども達の笑顔があったからでしょう。 「耐え忍ぶことをやめ、前に進むことにした」との先生の言葉。 命の危機を乗り越えたこども達は、放射能から身を守らなければならない日々を過ごし、いまでも仮設住宅からから片道1時間以上かけて学校に通っている現実。 七夕飾りには「長生きしたい」と書く子どもたち。 まだまだ沢山の支援や寄り添いが必要だと、改めて考えさせられました。

今回も沢山の方々にお世話になりました。 松本校長先生と久之浜第一小学校の教職員の皆さま、吉田重信さま、開発好明さま、門脇篤さま、マツザキガーデンさま、糸井火工さま、ボランティアの方々他。 助成いただきましたJKAさま、日工組社会安全財団さま。支援いただきました緑会さま、他沢山の方々。 この場をおかりして御礼申し上げます。

以下、読売新聞3/12(36面)

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