桜日記

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2012年11月

10/31「桜3.11_学校プロジェクト」レポート

2012年11月5日

 私は学習院女子大学の学生です。10月31日、福島県いわき市にある永崎保育所にて行われた第3回桜 3.11_学校プロジェクトにボランティアスタッフとして参加しました。宮城件七ヶ浜街汐見小学校、岩手県宮古市田老第三小学校に続き、福島県ではじめての開催となりました。本学からは有志によって集まった12名の学生が参加しました。

 午前の部では、被災地で活動するアート集団の一時画伯によるアートワークショップが行われました。アーティストは京都府在住の彦坂敏昭氏です。はじめに、29名の子供たちに「植物」を描いてもらい、次に絵の具で色を塗ってもらい、ひとつの作品を作ります。変化がおきると、新しい何かが生まれるということを子供たちに理解してもらいました。これから植樹する桜も同様に、成長して変化します。桜に想いを馳せて子供たちは自由な想像力を発揮し、たくさんの絵を描いていました。

一時画伯ワークショップ

京都府在住のアーティスト彦坂敏昭氏によるワークショップ

続いて、桜の植樹式が行われました。子供たちは庭に出て、一生懸命スコップで土をかぶせていました。本プロジェクトは、2011年3月11日に東日本を襲った大地震、津波の記憶を、桜の植樹によって永続的なものにすることを目的としています。そのため、今回も樹齢1000年を目指すオオシマサクラが保育所の庭に植えられました。

そして、桜の花をイメージしたピンク色と白色の風船が空高く飛ばされました。このとき子供たちが、「桜いっぱい咲いてねー!」と言いながら願いをこめて風船を飛ばしている姿はとても印象的でした。

桜3.11×「光の鳥」プロジェクト

桜3.11×「光の鳥」プロジェクトの桜色バルーンリリース

午前の部の後に、いわき市の海岸沿いにある瓦礫の山を見に行きました。ここにいわき市の瓦礫が全て集まっているそうです。1年と半年以上経った今でも、何も変わらない状況がここにありました。私たち学生はこれを見て、やらなければいけないことは山ほどあるのだと強く感じました。

2012年10月31日いわき市薄磯地区

2012年10月31日いわき市薄磯地区

午後の部では、鎮魂の思いと未来への希望をこめて桜色の花火が打ち上げられました。久しぶりに見る花火に、子供たちだけでなく先生方や地域に住んでいる人々も喜んでいました。

今回、本プロジェクトに参加してたくさんの笑顔をもらいました。参加した学生が、少しでも被災地の人々が笑顔になれるきっかけを作ることができたら良いと思います。これからも継続的にボランティアに参加する必要性を感じました。

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